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祈りへの導きinvitation to the prayer

2022年2月 26日 ウクライナのために祈りましょう

心を合わせてウクライナのために、平和のために祈りましょう。
”神の前で真剣に良心を問いただすよう、政治責任を負う人々に呼びかけたいと思います。神は平和の神、戦争の神ではありません。神は皆の父であり、誰かのものではありません。わたしたちが必要とするのは兄弟であり、敵ではありません。”
(「教皇フランシスコのウクライナへの祈り」より)

全文はこちらのバチカンニュースよりご覧いただけます

2022年2月

対話とは、互いに耳を傾け、向き合い、ともに歩むことです。
『第55回世界平和の日 教皇メッセージ』(2022年1月1日)より

真の対話は、平和の種を育て、新たな命と可能性を生み出します。対話は議論ではなく、聖霊の働きを中心とするからです。祈りもまた、神と私たちとの対話ではないでしょうか。

全文はカトリック中央協議会HPからご覧になれます。


2022年1月
“見よ、わたしは、万物を新しくする。”
(ヨハネの黙示録 21:5)”

新しい年を迎えました。

全てのいのちを慈しみ、新たなつながりを持ち、互いに支え合い、世界が新しく創り変えられるように祈りたいと思います。
また、今、厳しい状況にある方々を心に留め、神様がいつも共にいて励ましてくださいますように祈りましょう。

お祈りカードはこちら)

2021年12月
カトリック教会では、クリスマスの4週間前にあたる11月28日から「待降節」というクリスマス(イエスキリストのご降誕)を準備する期間が始まります。毎週日曜日にろうそくの火を1本ずつ増やしながら、私たちの心も、祈りのうちにイエス様をお迎えする準備をします。
ろうそくには、光、明るさがあり、希望を感じます。

「わたしは世の光である。
わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。」
(ヨハネ8章12節)


イエス様が私たちを明るく照らし、温かく包んでくださるように、
また、私たちも周りを明るく照らす小さなともしびとなれますように、お祈りいたしましょう。

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2021年11月
11月18日は聖フィリピン・デュシェーンのお祝い日です。
1818年に4名の修道女と共にレベッカ号でアメリカ大陸に向けて出航し、新たな土地でさまざまな苦労を乗り越え、みこころの愛を伝えました。ネイティブアメリカンの人たちから「祈る人」と呼ばれたフィリピン・デュシェーンのスピリットを思い起こし、イエス様からの「向こう岸へ渡ろう」という呼びかけに応え、ともに歩み出す勇気を持つことができますように。また、みこころの愛のうちに生きることができますように、お祈りいたしましょう。

「向こう岸へ渡ろう」(ルカ8章22)

イエス様からの声かけに、私たちはどこへ向かうのでしょうか。
また誰と一緒に行くのでしょうか。

聖フィリピン・デュシェーンについて(聖心会日本管区HP)

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2021年10月
聖霊に余すことなく全てをゆだねる人の 心の幸せを、あなたに気付かせてあげられたら どんなによいでしょう。
その人のうちに起こること、その喜びを、 あなたに表現できたら良いのに。
もはや行動するのは本人ではなく、神なのです。
行動の全ては神の霊性によるもの。
聖霊がその人を完全に満たし、 全てがたやすくなります。

(聖マグダレナ=ソフィア・バラ)


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2021年 9月
主よ、わたしの魂はあなたを仰ぎ望み
わたしの神よ、あなたに依り頼みます。
主よ、あなたの道をわたしに示し、
あなたに従う道を教えてください。

あたなたのまことに私を導いてください。
教えてください 
あなたは私を救ってくださる神。
絶えることなく あなたに望みをおいています。 
(詩編25. 1, 4~5)

先の見えない、
長いトンネルの中を歩んでいるかのように思える今、
私たちを救ってくださる神により頼み、
望みをおいて歩むことができますように、
心から祈ります。

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「聖心会 ローマ ヴィラ・ランテ修道院の庭の散歩道」

(聖マグダレナ・ソフィアもこの道を歩いたと思われる)

2021年 8月
「その人たちは神の子と呼ばれる」

その尊い使命を生きた人々を「神の子」と呼ばれました。
あなたは、世界の隅々で、平和を実現している一人ひとりを、
“わたしの子”と呼んでくださいます。
神様だけがおっしゃれるやさしさを込めて、
そう呼んでくだいます。
 
太陽の灼熱と暑さに、先行きの不安や混乱に、
萎えてしまいそうな私たちに、神様、あなたは 
「また、平和の虹をかけに、出向いていこう。」と
声を掛け、励ましてくださいます。
   
あなたが実現してくださる平和を、
ここにも、雲の向こうにも見出だすことができますように
どうぞ、わたしたちを導いてください。
アーメン


「平和を実現する人々は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる。」 
(マタイ5:9)

2021年 7月
教皇フランシスコは、全世界の教会に対して、7月は「社会における友情」をテーマに、紛争や対立の社会的、経済的、政治的な場面で、勇気と情熱をもって対話と友情を築くことができますように毎日祈りましょうと呼び掛かけておられます。

笑顔で「こんにちは」とあいさつすること
他人の小さな親切にも気づき「ありがとう」ということ
○○さん、と名前をよぶこと
相手の話に心を傾けて聴くこと
ほほえみかけること

ちょっとしたあたたかい関わりの積み重ねが、まわりの人を、そして自分をも笑顔にし、対話と友情を生み出します。
私たちが、すべてのいのちを慈しみ、心をつなぐ者となれますように
ご一緒に祈りましょう。
お祈りカードはこちら)


2021年 6月 イエスのみ心

多くの人が、耐えている困難のために苦しんでいます。優しさの革命のもとにわたしたち皆を受け入れてくださる、キリストのみ心に彼らを近づけ、これらの人々の人生を変える、憐みに満ちた道のりを共に歩むことで、わたしたちは彼らを助けることができます。祈りましょう。苦しむすべての人が、イエスのみ心に動かされ、生きる道を見いだすことができますように。」
(「2020年6月教皇フランシスコ祈りの意向:み心の道」
VATICANNESより)

お祈りカードはこちら)

「疲れた者、重荷を負う者は、誰でも私のところに来なさい。休ませてあげよう。私は柔和で謙遜な者だから、私の軛(くびき)を負い、私に学びなさい」
(マタイ11・28~29)

2021年 5月25日 聖マグダレナ・ソフィアの祝日

勇気を持って! 
孤独や疲れを感じたとしても、
あなたは一人で闘っているのではありません。
聖マグダレナ=ソフィア・バラ

お祈りカードはこちら)

2021年 5月 
「マリアよ、
あなたは救いと希望のしるしとして 
わたしたちの歩みを照らしてくださいます。
あなたに病者たちの健康を託します。
あなたはイエスと苦しみを共にされ 
揺るがぬ信仰をもって 
十字架の下に留まられました。
ローマ人の救いである、マリアよ、 
あなたはわたしたちの必要を知り 
それに配慮してくださることを
わたしたちは確信しています。
ガリラヤのカナでの出来事のように
この試練の時を経て
喜びと祝祭が戻りますように。

神の愛の御母よ、助けてください。
わたしたちが御父の御旨にかなう者となり
イエスが命じることを行えますように。
イエスはわたしたちの苦しみを引き受け
わたしたちの苦悩を自らに背負われました。
十字架をとおして
わたしたちを復活の喜びに導くために。
アーメン。

聖なる神の御母よ、
あなたの保護のもとにわたしたちは身を寄せます。
試練の中にあるわたしたちの祈りをさげすまないでください。
栄光ある、祝福されたおとめよ、
わたしたちをあらゆる危険から守ってください。」

お祈りカード はこちら)

教皇フランシスコ「マリアに病者たちを託し、保護を祈る」より(2020年3月11日)

2021年 4月 復活祭
ご復活おめでとうございます。

わたしの希望キリストは復活し
ガリレアにゆき待っておられる。
ともに讃え告げ知らせよう
主キリストは復活された。
勝利の王キリストよ、いつくしみをわたしたちに
アーメン アレルヤ(復活の続唱より)


復活されたイエスは「ガリレアで待っている」と書かれています。ガリレアは、弟子たちがイエスから大切にされ、イエスとともに活動した場所です。イエスがエルサレムで亡くなったとき、弟子たちは恐れにとらわれ、逃げてしまいました。その弟子たちはガリレアに行きイエスと出会い、もう一度信仰と勇気を取りもどし再び歩み始めました。
私たちもイエスが待っている自分のガリレアにもどりましょう。恐れから解放され、もう一度歩み出すことができる希望を願い求めましょう。
お祈りカード はこちら)
みこころセンターYouTubeチャンネル
 「イースターの祈り」(ビデオ)

2021年 3月 四旬節
カトリック教会では、2月17日から四旬節を迎えました。
四旬節にはキリストの十字架上の受難を想い、祈りと断食、節制などをするように言われます。しかし、それは犠牲をすること自体が目的ではありません。日頃わたしたちは多くのことに心がとらわれ、こだわり不自由になっています。
四旬節は、私たちが歩んでいる道で立ち止まり、神との関わりを取り戻すときです。この四旬節に祈りや小さな行いをとおして不必要な捕われから自由にされ、自分が本当に大切にしたい原点にもう一度立ち戻るときです。
今の自分が本当に大切にしたいことは何でしょうか。
清め、解放、変容、そして新たな力をいただく恵みを願いましょう。 ( お祈りカード はこちら)

教皇フランシスコ 2021年2月17日「灰の水曜日のミサ説教」もご覧ください。灰の水曜日:教皇「四旬節は神のもとに帰る旅路」
- バチカン・ニュース (vaticannews.va)

2021年 2月 
2月といえば、バレンタインデーですね。日本では、お世話になった人や大切な人にチョコレートやメッセージを伝える機会となっていますが、もともと、この日は聖バレンチノの殉教を記念する日でした。(この詳しい説明はカトリック中央協議会のホームページをご覧ください)

「愛」と「恋」の違いは何でしょう。十代のころ、神父様にこの質問したところ、次のような答えが返ってきました。
「愛は与えるもので、恋は求めるものです」

今月はこの「愛」について語られた聖書の箇所を通して、ご一緒に祈りましょう。

「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。 不義を喜ばず、真実を喜ぶ。すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える」
(コリントの信徒への手紙一 13:4‐7)


神様は「愛」というすばらしいお恵みを私たち人間に与えてくださいました。

互いにいつくしみ合う、あたたかい関係を築くことができるという「希望」がここにはあります。私たちが目に見えるものではなく、目に見えない大切なものに目を向け、忍耐強く他者に与える「愛」に生きることができますように、勇気と力をお与えください。

お祈りカードはこちら)

2021年 1月 
主よ、新しい年の初めにあたって祈ります。
あなたの御手で、私たちの家族、友人を、そして、地球上の至るところで苦しんでいるわたしたちの兄弟姉妹を祝福し、癒し、力づけてください。

コロナの闇の中で息苦しかった一年が、一日も早く終わりを告げ、神の息吹ですべてのものが、新たないのちの喜びに満たされますように。
わたしたちを取り巻く世界と人々、出来事の中に、より真実なものを見出し、気づき、見極めていく一年でありますように。

アーメン

お祈りカードはこちら)

静岡県 裾野の朝日

12月 待降節
今年もクリスマスを準備する時期となりました。
11月29日から、advent (英語で「到来する」の意味)と呼ばれる、待降節が始まります。イエス様が私たちのところにいらしてくださるのを待つ期間です。
29日の福音では、イエス様は「目を覚ましていなさい」と三度も言われます。華やかな街のクリスマスのイルミネーションも美しいものですが、貧しい馬小屋で生まれたイエス様の訪れは、私たちが見落としてしまいそうな目立たない、小さな、微かなところにあるかもしれません。神様は、私たちの日常生活の中で働いておられます。私たちが注意を払いさえすれば、その訪れに気づくことができるでしょう。人との出会いの中で、新聞やニュースで耳にする出来事の中で・・・。待つことは、何もしない退屈な時間でもなく、何か特別なイベントを待つことでもなく、研ぎ澄まされた心の目で見ようとすること、心の耳を傾けて聴こうと目覚めていることにより、救いの訪れに気づかせていただけるのではないでしょうか。
(祈りのカードはこちら)

11月18日 聖フィリピン・デュシェーンのお祝い日
「樫の木」は、聖フィリピン・デュシェーンの姓 (「シェーン」はフランス語で樫の木)を表すだけでなく、そのしっかりとした丈夫な木の性質から、フィリピンの生き方とも関連づけられてきました。
2ケ月の荒波を渡る船の旅、言語や文化的な違いから生じる行き違い、物資の不足など、辺境の地での多くの困難にも屈することなく使命を果たし続けたのは、フィリピンの深い信仰によるものでした。
私たちも、今これまで経験したことのない、地球全体を覆う共通の危機を経験しています。聖人のお祝い日を前に、彼女の生き方に象徴される「樫の木」のような心で、神さまへの信頼のうちに、力強く歩むことができますよう、恵みを祈り求めたいと思います。


※ みこころセンターでは、右のステンドグラスの塗り絵をご用意しました。塗り絵は創造力を高めるだけでなく、心を整える作用があります。ぜひご活用ください。
下からPDFをダウンロードできますので、印刷してお使いください。
  *「樫の木」塗り絵(A4PDF 色なし)
  * 塗り絵の見本(センターのスタッフが色を塗ったもの)

※ 聖フィリピン・デュシェーンの詳しい内容は、こちらの管区本部のホームページ(聖フィリピン・デュシェーン)をご覧ください。

Chicago, Sherdan Road の Sacred Heart Schools
聖堂のステンドグラス

(樫の木のデザイン)

10月20日 感ずべき御母の祝日

大切でないものにまどわされやすい私たちが
真に大切に価値のあるものを理解し、
それを望むことができますように
Mater Admirabilis, lilium inter spinas,
Mater Admirabilis, ora pronobis
感ずべき御母、あざみの中の百合、
わたしたちのために祈ってください。


※ みこころセンターでは、マーテルの塗り絵をご用意しました。
塗り絵は創造力を高めるだけでなく、心を整える作用があります。
ぜひご活用ください。
下からPDFをダウンロードできますので、印刷してお使いください。
 *塗り絵(A4 PDF 色なし)
 *塗り絵の見本(A4 スタッフが色を塗ったもの)

※こちらのRSCJ International のWebsiteから日本語のお祈りと原画の写真がご覧いただけます。

Mater Admirabilis Chapel
Trinità dei Monti

10月4日 アシジの聖フランシスコのお祝い日
聖フランシスコは、イタリアのアシジにある聖フランシスコ大聖堂に眠っておられます。聖堂内に入ると、美しいフレスコ画で聖人の歩んだ道と生き方があらわされています。
その中の一場面、ジョットの『小鳥への説教』は、聖フランシスコが小鳥に説教を始めると、小鳥たちが木の枝から折りてきて話に聞き入ったというエピソードが描かれています。この絵を眺めていると、人間や動物だけなく、太陽・月・星・風、あらゆる自然を兄弟姉妹と呼び大切にしたフランシスコのあたたかい眼差しを感じます。
聖フランシスコは私たちにこのように伝えているのかもしれません。
「あなた方のもとにやってきたすべてのものを兄弟姉妹のようあたたかく受け入れなさい」
私たち一人ひとりが 平和を創り出すもの となれますよう、共にお祈りいたしましょう。

9月の祈り
9月6日(日)は「被造物を大切にする世界祈願日」です。
そっと、周りの自然を眺めてみましょう。
草花の一つでも、遠くの山々でも、木々の1本でも・・・。
目を見上げてみましょう。何が目にとまりますか?
耳を傾けてみると、何が聞こえてくるでしょうか。
地球上には、これらのいのちを脅かすたくさんの自然災害、
紛争や暴力等に見られる人災の数々・・・と、痛ましい現実があります。 
教皇フランシスコは、わたしたちがいのちへのまなざしを持つようにと、今日も、祈り、招いておられます。
祈りのカードはこちら)

8月の祈り
8月は、日本の私たちにとって平和について考えさせられるときです。広島を訪れた、教皇フランシスコが平和のための集いで語られた最後の言葉を思い起こし、平和への願いを新たにしましょう。
(カードはこちら PDF)
神に向け、すべての善意の人に向けて、一つの願いとして原爆と核実験とあらゆる紛争のすべての犠牲者の名によって、心からの声を合わせて叫びましょう。戦争は二度と繰り返しません。兵器の音は二度と繰り返しません。こんな苦しみは二度と繰り返しません、と。わたしたちの時代に、わたしたちのいる世界に、平和が来ますように。神よ、あなたは約束してくださいました。
「いつくしみとまことは出会い、正義と平和は口づけし、
まことは地から萌えいで、正義は天から注がれます。」
(詩編85.11-12)

主よ、急いで来てください。破壊があふれた場所に今とは違う 歴史を描き実現する希望があふれますように。平和の君である 主よ、来てください。わたしたちをあなたの平和の道具、あなたの平和を響かせるものとしてください。
「わたしはいおう、わたしの兄弟、友のために。
『あなたのうちに平和があるように』」(詩編122.8)


教皇フランシスコ「平和のための集い」
2019年11月24日 広島記念公園にて

教皇フランシスコの「広島の平和のための集い」メッセージ全文
(カトリック中央協議会)
 

7月の祈り

聖霊が、困難を取り去ることはありません。
聖霊は、困難に立ち向かう力を与えてくださいます。
教皇フランシスコ
地球上が共通の危機にさらされている今、一日も早い感染拡大の収束を願いつつも、そう簡単に解決する見通しがたちません。最大限の努力をしつつも、現実の困難がすぐになくなるわけではありません。聖霊は私たちに、私たちの中で起きていること、周りで起きている出来事、人々が語っていることをとおして、どんな呼びかけがあるのか耳を傾けるよう促します。
聖霊の光に照らされて、現実に聴こうとすること、謙虚に学ぶこと、大切なことと そうでないことを見極めることにより、困難に立ち向かう真の力を求めましょう。 (カードはこちら PDF)
 

6月19日(金) みこころの祝日

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。
休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、
わたしの軛(くびき)を負い、わたしに学びなさい。
そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。

 (マタイによる福音書11:28-29)
2020年6月19日 みこころの祝日の福音より

カードはこちら JPEG)

SACRED HEART OF JESUS
by Stephen B. Whatley,
an expressionist artist based in London

5月25日 聖マグダレナ・ソフィアのお祝い日
言葉を慎み、よく祈り
いつも前向きにいきましょう
過ぎ行くものはそのままにして
永遠に変わらぬものを大切にしましょう
聖マグダレナ・ソフィア・バラ
カードはこちら JPEG)

5月 マリア様の月
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方
主はあなたとともにおられます
あなたは女のうちで祝福され
ご胎内の御子イエスも祝福されています
神の母 聖マリア、わたしたち罪びとのために
今も、死を迎える時も、お祈りください
アーメン
教皇フランシスコが、家で「聖母月にロザリオの祈り」をして、マリア様の心で観想をしましょう、と呼びかけておられます。COVID-19の試練を皆で乗り越えることができますように共に祈りましょう。
教皇フランシスコ「聖母月に、家でロザリオの祈りを」信者に宛てた書簡 2020年4月25日
(カトリック中央協議会 ホームページ掲載 日本語訳より) 

2020年 コロナウイルスの危機に世界と共に祈りましょう
地球規模の災難の今、感染した人々、苦しんでいる人々、怖れと不安の中にいる私たちのために祈ります。

医師、看護師、病院の職員、介護にあたる人々、家族、友人、そのほかの人々も含めて、最前線にいる人々に感謝し、この人々の安全、健康、体力、精神力のために祈ります。

決定をする立場にある人々、法的な対応をする人々の、決定や行動を導いてくださるように祈ります。

科学者たちのために祈ります。コロナウイルスを封じ込め、弱体化する方法を見つけることができますように。

母なる地球のために祈ります。原因が私たちにある消耗や荒廃から回復することができるように、そしてウイルスにどのように対応したらよいかを教えてください。

自然の美しさと多様性を取り戻すことができるように、私たちの意識を新たにし、生活様式を改めることができますように。

お互いのために祈ります
―麻痺してしまうことなく用心することができますように
―社会的責任を果たし、最も弱い立場の人々、傷つきやすい人々のことを考えることができますように
ー互いにつながる方法、心遣いを示し、思いやりを共有することができる創造的なやり方を見つけることができますように
ーこの現象に対応するにあたって、最も過酷な状況に置かれる人々を助けることができますように
ーそしてこの経験からメッセージをよく聞き、学ぶことができますように。
信頼をもって、いのちと希望の神に憐れみと癒しを与えてくださるように、切にお願いいたします。

※上記お祈り(聖心会日本管区翻訳)の原文(英語)は
RSCJ Internationalでご覧いただけます。

2020年2月 四旬節を前に(2月26日 灰の水曜日)

We rise again from ashes,
from the good we've failed to do.
We rise again from ashes, to create ourselves anew.
If all the world is ashes, then must our lives be true,
an offering of ashes, an offering to you.
( Lyrics ”We Rise Again from Ashes”)
 →音楽ご聞きたい方はYou tubeから

2020年1月 主の公現
東方で見た星が先立って進み、
ついに幼子のいる場所の上に止まった。
学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、
宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。
ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので
別の道を通って自分たちの国へ帰っていった。
(マタイによる福音 2章9-12)

東方三博士の礼拝
Bartolome Esteban Murillo (1655 - 1660)

12月 待降節 第4週
天使は言った
「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。
今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
この方こそ主メシアである。
あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」

すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
(ルカによる福音書 2章10-14)

12月 待降節 第3週
闇の中を歩む民は、大いなる光を見
死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。

あなたは深い喜びと
大きな楽しみをお与えになり
人々は御前に喜び祝った。刈り入れの時を祝うように
戦利品を分け合って楽しむように。

彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を
あなたはミディアンの日のように
折ってくださった。

ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。
ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。
権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神
永遠の父、平和の君」と唱えられる。
(イザヤ書 9章1~3、5)

12月 待降節 第2週
「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる」
この名は、「神が我々と共におられる」という意味である。
(マタイ1章23節)

12月 待降節 第1週
「わたしは世の光である。
わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ」
(ヨハネ8章12節)

11月  聖フィリピン・デュシェーンの祝日(11月18日)に向けて
神様、あなたは、ある日
聖フィリピン・デュシェーンの心に情熱の息を吹きこまれ
新世界に向けて海を渡るよう呼びかけられました。
あなたの愛と慈しみのメッセージを伝えるように。

その土地のことばを知らないゆえに
フィリピンは心のことばで語りました。

愛と祈りのことば、思いやりと開かれた心のことば
確固たる信念と生き生きとした信仰のことばで。

世界中に散らばる聖心の家族として
私たちは彼女が蒔いた種の実りです。

常に新たに生まれ変わる世界を
今、聖フィリピン・デュシェーンの精神と偉大な勇気で
祝福してください。

境界を越えようという彼女の望み
特に希望のきざしの見えないところへ行く望みで
私たちを満たしてください。

地のてまであなたの愛と憐れみを広めようという
フィリピンの熱意を私たちにお与えください。

そして、私たち一人ひとりに特別な使命を与え
あなたの愛を伝えるものへと成長させてください。アーメン 
(200周年の祈りから)

10月 感ずべき御母 (お祝い日 10月20日)
感ずべき御母
  静けさと落ち着き 
  伏せられた目の光
  あふれる平和
  豊かな恵み
  目に見えない大切なものの母

私たちの目を、見えるものから
あなたの見ておられる
見えないものへ導いてください
 
  目に見えない存在
   目に見えない生命
    目に見えない行い
    目に見えない愛へ

大切でないものにまどわされやすい私たちが
真に価値のあるものを理解し
それを望むことができますように

感ずべき御母、あざみの中の百合
わたしたちのために祈ってください

Mater Admirabilis, lilium inter spinas,
Mater Admirabilis, ora pro nobis.

9月 平和と和解を求める祈り
主よ
わたしたちをあなたの平和の道具にしてください。
交わりをはぐくまないコミュニケーションに潜む悪に気づかせ、
わたしたちの判断から毒を取り除き、
兄弟姉妹として他の人のことを話せるよう助けてください。
あなたは誠実で信頼できるかたです。
わたしたちのことばを、この世の善の種にしてください。
騒音のあるところで、耳を傾け、
混乱のあるところで、調和を促し、
あいまいさには、明確さを、
排斥には、分かち合いを、
扇情主義には、冷静さをもたらすものとしてください。
深みのないところに、真の問いかけをし、
先入観のあるところに、信頼を呼び起こし、
敵意のあるところに、敬意を、
嘘のあるところに、真理をもたらすことができますように。
アーメン。
(2018年5月6日 第52回「世界広報の日」教皇メッセージより)



5月25日 聖マグダレナ・ソフィアのお祝い日
「井戸から水を汲む」
聖マグダレナ・ソフィアは、イエスのみこころの霊性を「井戸から水を汲む」というイメージで表現しています。

「イエスの聖心の中に、力と恵みと慰めの尽きない泉を確かに見出すことができる」(1815年会憲86))

「あなたにとってたった一つの心構え、たった一つの徳だけが必要です。あなたはそれをイエスのみこころから汲みとってください。主は真剣に願い求めるすべての人に、有り余る恵みをくださいます。」
(1865年5月22日、亡くなる3日前の最後の手紙、マザー・マイアー宛て)


聖マグダレナ・ソフィアがいつも立ちもどり、拠り所としていたのは、イエスのみここです。私たちも彼女とともに、忙しい日々の生活の中で立ち止まり、沈黙の時間と空間をつくりましょう。空の器を持ってイエスのみこころから命の水を汲みましょう。あなたをとおして、多くの人々が豊かにされますように。 


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