ここでは、聖心会のシスターが関わる国内の支援活動についてご紹介します。
*みこころセンターの講座を通してご参加いただける機会があります。
* 福島ミッションの概要は
聖心会日本管区ホームページをご覧下さい
*
福島ミッションブログ
* 福島ミッションに関心のある方は、みこころセンター主催の講座「
福島・浜通り研修」にぜひご参加下さい。
こちらのGoogleフォームから参加のご登録をいただけます。
☆ お申し込み
https://forms.gle/zRrPymWaVPCVuYhH8
1.概要
聖心会が山谷地域と関わり始めて20年以上が経過しました。数年前まで数名の聖心のシスター達がこの地域に住みながら人々に関わっていたこともあり、日雇い労働者やホームレスの方々に寄り添って活動する
神の愛の宣教者会(*1)「山谷の家」のブラザー達との関わりも長く、大切に思っています。この「山谷ボランティア活動」はその小さな関わりの輪を絶やすことなく、少しでも広げていくことができたらよいと考え実施しています。
また、お弁当や衣類などの提供が必要とされている状況は、この地域にとどまらず広範囲になっている現代社会です。しかし、長年関わりのある山谷地域に、皆様と共に神の愛の宣教者会「山谷の家」が実施する支援の輪に入り、体験をすることからはじめていけたらと思っています。
山谷地域でボランティアに関わる人たち、また支援を必要とする人たちとの出会いを通して、感じたり考えたりしたことを分かち合う時間を持ち、お互いの思いを共有することも大切と考えています。
そして、体験を通して、それぞれができる時にできることを実践することを積み重ねて、繋いでいくことができればと思います。ご興味・関心のある方は、ぜひご参加ください。
*神の愛の宣教者会(Missionaries of Charity)は、マザーテレサを含むカトリックの修道女によって始められた会です。東京の山谷地区には、男子修道院(ブラザー)が住み、日雇い労働者やホームレスの方達への炊き出しをはじめとする支援を行っています。
2.活動内容
神の愛の宣教者会「山谷の家」では毎週土曜日、カレー弁当を作り、路上も含めて近隣に住んでいる方々に配る活動をしています。私たちはその手伝いをするボランティアに参加します。
3.感想(2022年6月25日)
6月18日はお天気に恵まれ、南千住駅からスカイツリーが大きく見える通りを歩いて山谷の家に向かいました。私たちが着く頃には、近隣のボランティアがカレーの仕込みを済ませており、私たちはご飯をお弁当箱に詰めて、ご飯の上にカレーをかけてふたをする作業からの参加となりました。この日は約300食のお弁当を作りました。
次に、白髭橋付近の川沿いの高架下で整列して待っている方々に一人ずつそのお弁当を配ります。この日は、マスクもお渡ししました。食後にはお弁当の殻とスプーンなどを回収します。
配り終えたら、山谷の家に戻り、希望者はカレーライスをいただくことができます。感染対策をとりながら、私たちもブラザー達やほかのボランティアの皆様と共にカレーライスをいただきました。その後、元聖心会のお家のあった「いろは商店街」を巡ったりし、その日の体験の感想を分かち合うひと時も持つことができました。
皆さんの感想として共通していたことは、「行ってみたいと思っていたがなかなか行けなかったけれど、このような機会を通して一歩踏み込むことができたのは良かった」ということでした。
担当:聖心会 畠中千秋
山谷での活動写真 |

みんなで心を込めてご飯とカレーを詰めます |

できあがったお弁当
カレー作り担当の人は朝早くから来て
たくさんの具材を煮込んで作っているので、
ボリュームいっぱいで、とてもおいしいです。 |
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ボランティアで集まった人たちで輪になり、
共にお祈りをします
常連で活動している人、久々の参加の人、そして初めての参加の人、いろいろな人がいます。ここに集う人は皆、支援を必要とする誰かのために働きたいという思いで集まっているので思いは同じです。 |
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車・自転車・徒歩で配布に向かいます |

みなさんに手渡しでお弁当を配ります
*マスクを配布し感染対策には十分気をつけています |
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