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支援の呼びかけCall for Support

ご案内 印刷版(PDF)】

聖心会総本部「ウクライナ基金」ご協力のお願い

“In our broken and blessed world, we join in prayer for peace and stability, and we unite our efforts in working for justice.”

(祝福され、そして破壊されている世界において、私たちは平和と安定のために祈り、
正義のために働くために力を合わせます)

ウクライナ侵攻は激しさを増し、尊い命が奪われ、町が破壊され、家や家族を失った人々の数は知れません。国から避難しなければならない多くの女性と子供たちが集まる避難先では、燃料費の高騰など、食糧や医薬品の不足のため、生活の困窮が続いています。
このような状況下において、聖心会総本部(ローマ)には、世界各国から平和への祈りと何か経済的な支援ができないかという声が寄せられました。それに応えて国際的な「ウクライナ基金」が立ち上がり、世界中の聖心に寄付が呼びかけられています。ご寄付は主にポーランドとハンガリーの聖心会のシスターたちが携わる難民支援活動を通して、支援を必要としている方々のために使われます
聖心会みこころセンターとしても、下記のとおり、聖心会日本管区を経由して、聖心会総本部の「ウクライナ基金」への支援を呼びかけております。 皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

※ 聖心会本部:初金(3/4)の平和への祈り(PDF)

受付期間:2022年5月30日まで
*お振り込み時は「ご寄付者のお名前(または団体名)・ウクライナ」をご記載ください
*宗教法人のご寄付扱いとなるため、領収証の発行は致しませんので、ご了承ください


ご寄付の振込先  郵便局からお振り込みの場合
銀行名 ゆうちょ銀行
口座番号 00100-2-364434
口座名義
(カタカナ)
宗教法人 聖心会
シュウ)セイシンカイ

ご寄付の振込先  他銀行からお振り込みの場合
銀行名 ゆうちょ銀行
金融機関コード 9900
店番 019
預金種目 当座
店名 0一九店(ゼロイチキュウ店)
口座番号 0364434
口座名義 宗教法人 聖心会


聖心会本部(ローマ)のウェブサイト(英・仏・スペイン語)より、ポーランド、ハンガリーでの難民支援活動の様子や、ウクライナにおける聖心会の歴史などをご覧になれます。
1)Society of the Sacred Heart meeting on refugees from Ukraine
2)Solidarity with the victims of the war between Russia and Ukraine
3) The Society of the Sacred Heart’s History in Ukraine

ウクライナにおける聖心会の歴史(上記の記事から一部を日本語要約)
聖心会は、聖マグダレナ=ソフィア・バラがおられた180年近く前から、今のウクライナ西部の都市リヴィウにシスターを派遣し、そこで教育活動をしていました。その後、数々の戦禍を乗り越え、1971年にポーランド人の聖心会シスター・ヴァルチノフスカ(Walchnowska)が亡くなるまで、その地で聖心会としての活動が続きました。(・・・続きはこちら

現在、聖心会のシスターが活動するのは、ウクライナと国境を接する、ポーランドとハンガリーです。ポーランド出身の聖心会 シスターウルズラ・グロワツカ(Urszula Glowacka)はこう書いています。

「私たちはワルシャワ東駅に行き、何が起きているのかを見て、どうしたらいいのかを探しました。ウクライナからの列車はちょうど到着したところで、ほとんどが子供連れの若い母親たちでした。小さな男の子の写真が心に残っています。片方の手で母親にしがみつき、もう片方の手でテディベア-ボランティアからもらったテディベアを持ち、とても悲しげでとてもおびえた目をしているのです。ママのバッグ、それだけが彼らの財産です。思わず圧倒され、心が揺さぶられます」

「駅には、旅行者、難民、支援者、ウクライナ人のための特別な情報ポイント(ポーランドのすべての都市にあります)のボランティア、食べ物や薬など、できる限りのものを持ってくる善意の人たちが大勢いました。市場には、無料の食べ物を並べたテーブルが設置されています。バスは駅で停車し、食料や医薬品を積んで、ウクライナに帰っていきました。ウクライナからの難民は、ポーランドまでの切符を買いません。パスポートがあれば十分です。新しく到着した人たちは、学校、民家、観光センターなどに案内されます。すべてがうまく機能しています。この現実の中に、この状況の中に、不確実性の中に、変化の中に、ご自身を現される神を求める恵みを祈ります...そして、いのちに耳を傾ける力を神に求めます。"


この「ウクライナの聖心の歴史」の記事を執筆したシスターLolín Menéndez は上記のポーランドのシスターのコメントを紹介したあと、このように文章を締めくくっています。

私たちは、彼女とともに、また、この戦争を身近に触れているシスター、そして、聖心会の名において国境に存在する人とともに、このことを願います。

ヨーロッパの管区長が言っているように
"When a part of the body is wounded, the whole body feels the pain."

(体の一部が傷ついたとき、体全体が痛みを感じるのです)

Lolín Menéndez RSCJ
March 6, 2022

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